まほろばで束の間の休息

医学生・若手医師向けに書いていきます. 優秀とはいえない仲間たちへ.

エコーという武器を手に入れないか?

エコーは最高だ。 

自分さえ努力すればリアルタイムに患者さんの身体の中を覗けるようになります。ただ覗けるだけじゃない、機能だって見れる。

 

最近はエコーブーム。外傷診療におけるFAST、ショックの鑑別のためのRUSHなど特に救急領域ではエコーが盛んです。

果たして輸液が足りてるか?なんてところもエコーがあれば大変参考になります。

 

たしかにエコー検査には限界があると言われてきました。それは今だってそう。でも限界は飛躍的に遠のいたと思う。

 

本で一生懸命に勉強してみても、最初は全然描出できない。本当に全然できない。それでも当てる。当直中に億劫…と思っても当ててみる。ちょっとずつ変わってくると思います。

 

はじめて虫垂炎を描出できた喜びは忘れられません。

腹腔内出血と気胸に最初にエコーで気づき、道筋をたてて行動できたときには、面倒なときもやってきてよかったと思えました。

 

今でもエコーは下手クソな方で、全然だめなときもあります。

だから、腹腔内出血、水腎症、胆嚢炎など定番に加えて、イレウス気胸、心機能…と武器を増やしていけたときの嬉しさはひとしおです。 

 

the RUSH exam

前述しましたが、今のオススメはthe RUSH examです。内因性、外傷性問わずショックの鑑別をするというものです。

"the RUSH exam"と検索エンジンにいれればpdfを落とせますが、日本語がいいという人は『動きながら考える!内科救急診療のロジック』などに記載がありますのでぜひ。実践的ないい本でした。

 

Project QQB.com

すぐに役立つ救急エコー指南書として 『あてて見るだけ! 劇的! 救急エコー塾〜ABCDの評価から骨折、軟部組織まで、ちょこっとあてるだけで役立つ手技のコツ』がありますが、著者の鈴木昭広先生のサイト(HOME of ProjectQQB.com)でも動画付きで紹介されていますので併せてご利用ください。

 

 

動きながら考える!内科救急診療のロジック
松原知康 吉野俊平
南山堂
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